初対面はそつなくこなせるのに２回目か３回目以降のデートで
会話に困ってしまうという方がいらっしゃいます。

初回か2回目くらいまでのデートは、自己紹介のフェーズです。
お互いの表面的な条件や嗜好などを確認し合うことになります。
確かにこの時点で会話が全く噛み合わないとすれば、
交際はお断りとなりますが、
場の空気感を読んでそつなく会話を進める技術を持っていれば、
性別に関係なくお相手からもそれなりの評価をもらえます。

表面的な条件や嗜好でお互いにどうしても受け入れがたい事実が
明らかになった場合は難しいですが、
相談所の場合はプロフィールでそれなりの情報は開示されていますので、
コミュニケーションをそれなりにこなせれば次のデートには進めます。

ここまでは空気を読む能力やコミュニケーション力があれば、
マニュアル的な会話をなぞっていくことで、誰でもコマを進めることができるのです。

しかし、2回目、特に３回目以降のデートでは、
ここまでの画一的な会話だけでは場が持たなくなります。

例えば、好きな食べ物の話や趣味の話しなどで会話が通じていたと思っていても、
いつまでも同じ話題を繰り返し続けていては、会話も平坦で盛り上がらなくなってしまいます。
単なる知人同士の世間話程度であれば、
このような一般論的な話題で盛り上がって解散すれば良いのですが、
恋愛や結婚前提のお付き合いでは、「何か物足りない」と
お互いが感じることもあるでしょう。

本格的なお付き合いに進んでいくためには、この壁を打ち破る必要があります。
IBJでは、お見合いを通過すると仮交際期間に突入します。
この期間では、友人のような関係で複数の方とお付き合いを進める事が出来ます。
人気のある方は、この期間に御自分に最も相応しい方を選びます。
また少なくとも、この人は違うな、と思う方との交際は終了させることになります。

いつまでもお見合いの延長のような会話しかできないお相手はふるい落とされます。
それでは、どのようにすればスムーズに
お見合い以降の関係性を築いていけば良いのでしょうか。

ポイントは二つあります。
ひとつには、あなたご自身の特徴や内面の自己開示を進めることです。
今まではお相手のとの距離感を考えて、
社会的にも相応であると考えられる範囲での受け答えに終始していたはずです。
しかしあなたの個性を内面を含めて徐々に開示することによって
お相手にあなたの魅力を伝えていくことができます。

この能力は、空気を読む能力とは全く違います。
自己開示能力が求められるのです。
空気を読む能力は鍛えるのが非常に難しいのですが、
自己開示を上手に進めるには工夫とコツがあります。

当結婚相談所では、このような方法についても
会員様の事情に合わせてアドバイスしてまいります。
長くなりましたので、続きはまた別の機会に譲りたいと思います。

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